ある所におにぎり村という村があった。村といっても大きく、その奥にライス王国があり、城まであった。しかし、その王国には重大な事件がおきていた。
王「このままだとこの城まで支配されてしまうぞ」
兵士A「安心して下さい、兵はだんだん増えています。ほら、今日も一人」
その新しい兵士こそおにぎりZだった。
おにぎりZ「よろしくお願いします」
兵士「じゃあ新人はこっちで」
ボーン
王「何だ！何事だ！」
兵士B「大変です！盗賊の爆弾で多くの兵士がやられました！」
王「なんと！」
おにぎりZ「あの〜、いまどう言った状況なのか説明してもらえますか？兵士が足りないと聞いて来たんで、詳しいことはちょっと」
兵士A「よかろう」
おにぎりZは、盗賊焼きおにぎり団にこの王国が支配されそうなことを聞いた。
兵士B「王様、先ほどの爆弾でわが兵士軍は全滅です」。
兵士A「と言うわけで俺たち3人だけが生き残りだ。王様、彼をマリモ博士に会わせて、例のアレを使いこなせるかどうか聞いて来ます」
王「頼んだぞ」
そして、二人は城の地下室に行った。
コンコン
兵士A「博士入りますよ」
カチャ
おにぎりZ「うわー。すごい機械がいっぱいある。あれ、でもこれ壊れてませんか？」
兵士A「ああ、ほとんど盗賊にやられた。あ、博士」
マリモ博士「あいあい、何か用？」
兵士A「彼にアレが使えるか試してもよろしいでしょうか？」
マリモ博士「新人か、新人に使いこなせるか」
兵士A「博士、言い忘れていましたが、さっきの爆弾で軍はほぼ全滅してしまいました。この際しかたありません」
マリモ博士「うむ、いいだろう。ホレ」
博士は箱を渡した。兵士は箱を開けた。何か武器のような物が入っていた。
おにぎりZ「これは」
マリモ博士「バスターZ01。お前が初めてのこれの装備者だ。期待しているぞ」
マリモ博士からバスターZ01をもらったおにぎりZだった。
おにぎりZ「これ、ボタンありますけど」
マリモ博士「あいあい、それは」
ドカーン
おにぎりZ「わぁー！なんだ、なんだ！」
兵士A「何事だ！」
マリモ博士「防犯カメラを見れば、盗賊だ！」
兵士A「何！行くぞ新人！」
おにぎりZ「はい！」
二人は急いで地上に戻った。
兵士A「おい！何やっているんだ！早くしないと。行くぞ！」
おにぎりZ「まだ、博士からもらった説明書を読み終わって、え〜と、これがバスター発射ボタンか。ポチっとな」
バシュー
盗賊たち「うわぁぁぁ」
盗賊たちは吹っ飛んだ。
兵士A「これがバスターの威力」
おにぎりZ「威力は強力なので強力（距離）を置いて使うこと。なんだこりゃ？」
おにぎりＺは説明書に夢中なので盗賊たちを倒したことに気づいてない。
？「お前ら、何をやっている！あんな小僧相手に！」
盗賊「すいません、親分。ですがアイツの武器が強くて」
兵士A「親分？敵のヘッドか！」
？「おまえらにはまかせておれん。俺が始末する。おい、そこの妙な武器を持った小僧、俺と勝負しろ！」
おにぎりＺはまだ説明書に夢中である。
おにぎりZ「え〜と、これがソードボタン。ポチっとな」
ガシャン
バスターはソードになった。
おにぎりZ「お〜かっこいい！」
？「ハハハ！俺と剣で勝負するなんていい度胸だ」
おにぎりZ「え？」
兵士A「やめろ、新人！そいつは盗賊のボスだ。君には勝ってこない！」
おにぎりZ「へ？」
おにぎりＺは説明書に夢中だったので今がどういう状況かわからない。
？「俺は盗賊団のボス焼きおにぎりの「焼きボス」だ！お前の名を聞こう！」
おにぎりZ「え〜と、僕は「おにぎりＺ」です」
焼きボス「ほう、言いたいのはそれだけか？」
おにぎりＺはまだどういう状況かわかっていない。
おにぎりZ「よろしく」
ピキッ
焼きボス（こいつ、俺をなめているのか！）
おにぎりZ「あの〜、どういうことなのですか？」
兵士A「君はボスとの決闘を受けてしまったんだ」
おにぎりZ「え――――――っ」
やっと、状況がわかった主人公。しかし、待っていたのはピンチだった。まあ、主人公にピンチはつきものだ。気にするな、おにぎりＺ！
焼きボス「行くぞ！」
おにぎりZ「わぁ！」
カキーン
焼きボス（なに？止めただと？なかなかやるな！）
おにぎりZ「ぐぅぅ」
焼きボス「しかし、力が弱い！やぁ！」
おにぎりZ「うわ！」
ドカ
おにぎりZは弾き飛ばされて壁にたたきつけられた。
おにぎりZ「イテテ」
焼きボス「遅い！」
おにぎりZ「シールド！」
ガチ
おにぎりZはシールドで止めた。
焼きボス「いい考えだ！しかし！」
焼きボスの剣の周りに炎が舞っている。
焼きボス「悪いな、俺は炎の属性の玉を持ってる！」
属性の玉には、炎、水、雷などがある。その玉を身につけていれば、その属性の技などが使える。しかし、使いこなせなければ何の効果も無い。焼きボスは使いこなせているのだ。
焼きボス「燃え尽きろ！」
ゴォォォォ
おにぎりZ「シールドパワーMAX！」
焼きボスの炎の剣がおにぎりZのシールドと当たる。
ゴォォ
焼きボス「いつまで持つかな？」
おにぎりZ（やばい、腕が燃えそうだ！）
兵士「新人！これを使え！」
兵士は黄色の玉を投げた。
パシ
黄色玉がおにぎりZの手で光りはじめた。
バチバチ
焼きボスは電気で吹っ飛んだ。そして、壁にたたきつけられ気絶した。まわりはしんとした。
おにぎりZ（勝ったのか？）
最終更新 09/04/05
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